ありがとう、さようなら

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ここ数ヵ月で好きだったお店がいくつも閉店しました。

ヴェロニカ パンケーキ/白山
天然酵母のむっちりとしたパンケーキ、とっても好みでした。
たまにある気まぐれメニューのスコーンもおいしかった。
食器やしつらえのセンスも洗練されていていいお店でした。
が、ある日突然SNSに「閉店しました」と過去形の報告。
事前には誰にも告げずに閉店したそうです。
独特の雰囲気だった店主さんらしいといえばそうですが、もっと食べたかった。残念。

ギャリコ/千駄木、本駒込
スコーンがとっても好みでした。
オリジナルのジャムもよかった。
どれも手の込んだ想いのこもったお菓子だった気がします。
春の桜のお菓子を楽しみにしていたけれど、その前に閉店してしまいました、、、残念。

七曜日/緑が丘
ビーガンマフィンのお店ですが、個人的にはがりがりしたスコーンも好みでした。
こちらも春の桜マフィンと桜スコーンを楽しみにしていたけれど、その前に閉店。残念。
ただ、これからどこかに移転するかも??

グールー/鳥越
あらためて思い返してみると、マフィンはこちらのものがいちばん好みだったような気がします。
店主のきりっとしたお姉さん、かっこよかった。
シフォンケーキの評判もよいようでしたが、普段あまり好んで食べないので結局食べず終いになってしまったのが残念。
こちらのお姉さんの腕だったら、きっとおいしかったのだろうな。

meme meal/鳥越
Tianakと同じ店舗で木-日に営業していたこちら。
週の後半はなにかと忙しくあまりうかがう機会に恵まれなかったのが残念。
パフェも焼き菓子もプレートランチも、どれも手が込んだ丁寧なもの。
とても勉強になったのでもっといろいろなものを食べてみたかった。
レシピ本とか出してくれないものか、、、
ケータリングやイベントなどで活動は続けられるようなので、また機会があれば、、、

というわけで、ぱっと思いついただけで5軒のお店が閉店してしまいました。
これらのお店すべてに共通するのが、女性店主さんがひとりで切り盛りしていたということ。(meme mealさんはたまにお手伝いのかたがいましたが)
やっぱりそれっていろいろな面でとても大変なのでしょうね。

ただ、どこも確実にファンがついていた実力も人気もあるお店なので、様々な事情で折り合いがつかなかったり、前向きに今後を考えての選択だったりなのではないかと思います。
いつかどこかでまためぐり逢えるときがくるのを願っています。

お店って、いつまでもそこにあるような気がして、またそのうちと思っているうちになくなってしまうことが結構あります。
今回のお店たち、どこも気に入っていたけれど、結局2,3回しか行けませんでした。

この世界のほぼすべては有限なのに、日々のあわただしさにかまけて、見て見ぬふりをしてやり過ごしてしまう。
いざ終わりが見えて初めて焦っても、後悔ばかりが残ります。

いまはただ、心のこもったおいしいものを届けてくれたことに感謝するのみ。
ありがとう、さようなら。

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