ダイエット成功のための心構え其一

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食いしん坊にはダイエットは大変.まぁ,テレビなどに出られるような大食いではありませんが.むしろテレビに出ている大食いの方がなぜ太らないのかが不思議なんですけど,参考にはならないので考えないことにします.最初から自分で話の腰を折っていますが,今回はダイエットをするうちに芽生えた心構えの一つをお知らせします.上の2/3くらいは重要なことですが,どこでも書かれていることを書いていますので,飛ばしてもらってもOKです.

はじめに一番大切なことから.体重を減らす方法は,「消費エネルギー > 摂取エネルギー」を維持することです.とっても単純な話.みんなわかってる.だけれど,次のことはわかっているかもしれないけど,きちんと意識されていないように思えます.最終的にダイエットの目標が達成されたときには,「消費エネルギー = 摂取エネルギー」を維持しないといけません!

いやいや,これって「消費エネルギー > 摂取エネルギー」よりも簡単でしょう,と思えますよね.実際,大小関係を見たらその通りです.だけれど,「消費エネルギー = 摂取エネルギー」を維持するのは,ダイエット完了後,ずっと.超長期間の話になります.

これを成功させるには,生活習慣を変えるしか思いつきませんでした.むしろ多くの方がそう言っているだろうと思っています.私は体重がずっと変わらないから大丈夫!そう思っている方も危険です.そういった方でも,実は筋肉が落ちながら脂肪が増えている状況があり得ます.摂取エネルギーが一定なら,消費エネルギー(基礎代謝)は年を重ねるごとに減っていくので,基本的に「消費エネルギー < 摂取エネルギー」となる状況になります.ちなみに基礎代謝はハリス・ベネディクトの式によれば

  • 男性: 13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362
  • 女性: 9.247×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593

となっています.そしてダイエットが成功して体重が落ちれば,上記の式からも基礎代謝が減ります.4-5kg痩せたらお餅半分くらいの基礎代謝が減ります.ダイエット成功後にダイエット前と同じ生活をしていれば,摂取エネルギーを減らした状態でしか,「消費エネルギー = 摂取エネルギー」を維持できないということになります.これは食いしん坊にはつらい!無理!

というわけで,年を重ね,また体重が減ることによる代謝の減少を運動することでカバーし,むしろ消費エネルギーを増やし,現実的で実現可能な運動で消費しきれないエネルギー分は摂取しないような生活にしないといけないこととなります.うん,当然だよね,と思えます.

そんなわけで,長期的に運動する習慣と,あまりにも過剰なエネルギーを摂取しないことが結論になるわけですが,後者を達成するために心に芽生えた心構えをお伝えします.それは,積極的なおすそ分け!

あまいもの食べたい!脂っこいもの食べたい!そんな気持ちを超長期間押さえ続けることはできません.一つ食べたらきっと多くなってしまうはず.半分残しても,きっとそれは食べてしまう!だから積極的におすそ分けしましょう.食べたいという欲が満たされ,また食の楽しみを人と分かち合うこともできる.最高の習慣の一つと思えています.このブログに書かれているお菓子は,半分ずつ食べています.

ただ,おすそ分けはおすすめですが,分ける人は普通の状態で痩せている方にしてあげてください.同じようにダイエットしている者同士だと,同じような考えてお返しされて結局上げた分がキャンセルされてしまうかもしれませんので.

以上,ダイエットにおすすめな心構えの一つを紹介しました.次は食事について書こうと思ってます.

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