『ポール・ヴァーゼンの植物標本 』出版記念展示会

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ネット記事だったかなにかで湯島のアンティークショップ、アトラスで100年前の植物標本の展示会が行われるとみかけ、行ってみました。

これらの植物標本は、アトラスの店主さんが数年前、フランスの蚤の市でたまたま見つけたそうで、ポール・ヴァーゼンというひとりの女性が100年前にこつこつ製作したもの。
手作りの箱に数百点きれいに収められていたそうです。
その標本が今回、堀江敏幸さんの掌編と共に1冊の本として出版され、その記念の展示会ということでした。

本物の植物が標本になっているので、実際に見るとどれも少し立体的でとても興味深かったです。
台紙もおそらく自分で切り揃え、植物名も綺麗な手書き。何から何まで丁寧で、なんだか妙に感動してしまいました。
展覧会最終日にすべり込みで伺いましたが、実物を見られてよかったです。
展覧会は無料でしたが、感動のあまり結局本を買ってしまいました。

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