新しい料理を生み出したい欲求が強すぎて、袋小路か迷宮かというくらいに思考がぐるぐる。
ここはちょっと一度初心に戻って、普通の魚の煮付けを作ってみました。
珍しく安売りのカラスカレイがあったので。
やはり脂がのってとろっとした白身魚の煮付けって美味しいですね。

子供の頃、銀鱈とかムツの煮付けが一番好きなおかずだったのですが、これらの魚、あまり見かけないし、あっても高くて買えない。
カラスカレイは多分初めて買いましたが、まぁまぁぎりぎり買えるくらいのお値段で、脂ののりもよくて、なかなかよかったです。

あと、煮汁が多くてもったいないので、お豆腐とわかめも煮ました。
こちらも美味しい!
今回、針生姜をあしらいに使いましたが、うどを同じように極細に切ったものなんかも合いそうかなと思いました。

そうそう、それから、実家でもらった芽キャベツの葉っぱをザワークラウト風にしました。キャベツの外葉みたいな、かためのケールみたいな、そんな感じなので、生はちょっと難しそうだったため茹でて、リンゴ酢、オリーブオイル、塩胡椒、ガーリックパウダー少々でマリネしました。
あと、アーリーレッドも。
とってもおいしかったです。

ただ、生だと赤紫色の茎や葉っぱが茹でると色が抜けてしまうのはちょっともったいない感じ。
アーリーレッドも加熱すると色が抜けるので、これはアントシアニンの性質上しょうがないのかなぁ。少量のお湯で蒸し茹でするとかしたら少しはいいのかしら。
せっかく綺麗な色なんだけど。