ゑちごや

投稿日:

ゑちごや / 本郷三丁目

みたらし団子
豆大福
水大福

ここのところ、前を通るといつも閉まっていて勝手に心配してましたが、ついに開いているときに遭遇しました!
お店のおじいちゃまもとってもお元気そう!

こちらのみたらし団子はすごく出汁の味がします。
よくある甘さとしょっぱさでねっとりした味ではなくて、甘さはありますが濃い出汁というイメージ。
明治10年創業というこちら。
昔のみたらし団子ってこういうものだったのかしら。

水大福というのは葛の大福だそうです。
葛まんじゅうとか葛桜とかそういう路線でもっとねっとりしている感じでしょうか。
中はこしあんで、あまり得意ではないのですが、これは大丈夫でした。
そう、ちょっと麩まんじゅうぽさもあって、麩まんじゅうもこしあんだけど好きなので、それに通ずるところがあります。
おいしいです。

豆大福もシンプルながらおいしいです。
本当は豆大福好きな撮影担当のために買ったので、半分食べて残しておいたのですが、結局多忙で帰宅しなかったため、残りも私が翌日食べました。
心配でしたがまだ柔らかでした。

ゑちごやさんは単に和菓子屋さんではなく、甘味や定食もあるので、コロナが落ち着いたらお店でお料理を食べてみたいです。
あと、たれがあったり、粉っぽかったり、水っぽかったりの三種類のお菓子をうまい具合に仕切って容器に入れているところにもさすがの技を感じました。

ちなみに、このお店がある菊坂近辺は、樋口一葉をはじめとして、たくさんの文豪が住んでいたところらしいです。
菊坂には今も樋口一葉が通ったという質屋さんが文化財として残っているのですが、樋口一葉とは私自身ちょっとした縁があって、少し身近に感じているので、なんだか辛い気持ちになったりします。
どんな気持ちでこの道を歩いていたのかしらと、つい思いを馳せてしまう、、、

コメントを残す