ひとり昼 ホタテあごだしラーメン

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少し前からあごだしの醤油ラーメン食べたいなと思っていたのでつくりました。
ネギも青物もなかったので、代わりにアーリーレッドと蒸しキャベツ、ブロッコリースーパースプラウト使用です。
あとは海苔と半熟卵。

ゆで卵は1個だけで作るとお湯やガス代がもったいない気がして嫌なのですが、この日はちょうど夕食にゆで卵をひとつ分くらい使いたいと思っていたので、ちょうどよかった。やった!
茹で加減もちょうどよい半熟でさらにうれし。

スープはあごだしとほたてだしのダブル魚介にしましたが、味見したらなんだかぼやぼやしていたので、ほんの少しだけ鶏がらスープも足しましたら、ぴしっとバランスが整いました。
こういう味の調整って、顕微鏡のピント合わせみたいな感覚があります。
あるところで、ぎゅんっと像が結ばれて、目の前に味がはっきり浮かび上がってくる感じ。
味が決まらない時って、味が遠くの方にあって、五里霧中というかもやの中から味を手繰り寄せる感じがします。
突然何かがひらめいて、がっと掴みにいけることもあれば、つつっつつっと少しずつ近づいてくる時もあって、そういうときは逃げてしまわないように慎重に少しずつ引き寄せる感じ。

そして、今回の仕上げは山椒。
このラーメンには胡椒じゃなくて山椒だな、と脳が盛大に信号を送りまくってきました。
うんめぇぇぇぇ。
美味しいというより、うんめぇぇぇぇ、て感じ。
本当に細胞に染み渡るようにおいしかったです。

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