永青文庫”仙厓ワールド”と肥後細川庭園の花菖蒲

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コロナ前、東京都美術館や府中市美術館でかわいい禅画の展覧会がつづいて催され、楽しく拝見しましたが、今回、永青文庫で6年ぶりの仙厓展とのことで、喜び勇んで!

自転車置き場があるので肥後細川庭園の方から行ったのですが、永青文庫の前にも自転車置き場があって衝撃。
でも、庭園はちょうど花菖蒲がたくさん咲いていて綺麗だったので、結果まぁよし。

仙厓展は、人も展示も多すぎなかったので落ち着いて見られました。
ひとつひとつの作品に解説もついていて、短めで読みやすかったのもよかったです。
すごいせっかちなので、展示の解説ってほとんど読み飛ばしちゃうのですが、今回は結構しっかり読めました。

仙厓さんが本格的に絵を描きはじめたのは40代後半といわれ、88歳でで亡くなるなるまで絵を描き続けたそう。
80歳すぎたころに、絵の依頼が多すぎて断筆宣言したけれど、結局その後もずっと描き続けたと。
その時代から大人気だったのですね。
その後、昭和初期にもすごいブームが来たらしいです。
可愛くて癒されるものね。どの時代の人にも人気でるのわかります。

帰りに、肥後細川庭園の中の建物(またもや名前を忘れた。名前が難しい)にも入ってみました。
日本の古い建物て天井が低いからか意外と広く感じない気がします。
畳敷だと立って生活する感じじゃないから高さはそんなに必要としないのか。
古民家カフェとか、蔵や商店を改装しているところが結構多いのは、こういう建物の方が天井が高くて開放感があるし、畳敷きじゃない方がリノベーションしやすいからかしらと、ふと思ったり。

仙厓展は前期、後期でかなり展示替えをするそうで、見たい作品が後期にもあるので、お得な回数券を購入しました。
後期も楽しみ!

あと、仙厓といえば出光美術館ですが、また今年も9月に仙厓展をするみたいなのでそちらも忘れないようにしなくては。

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