【立ち食いそば】<三越前>そばよし日本橋店で野菜天もり

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日本橋三越の英国展に行ったついでに、そばよしに行ってきました。
じつは英国展前期に行った時もそばよしの前まで行ったのですが、まったくピーク時間でもないのに、サラリーマンの方々が入れ替わり立ち替わり現れ、その人気ぶりに圧倒され怯んで帰ってきてしまったのでした。
というわけで、後期でまた英国展に行ったので、今度こそ!と気合い十分、意気込んで入店した次第です。

少し緊張しつつ入ってみたら、接客優しく親切で、忙しい飲食店にありがちなピリっとした空気も全くなく。
そりゃ人気なわけだわ。
そして、茹でたてお蕎麦をたぐってまたもや、納得。
こりゃ人気なわけだわよ。
立ち食いそば屋さんて、じんわり美味しいとか、なんだか美味しいとか、落ち着く感じとか、そういう美味しさなことが多いですが、こちらは食べた瞬間に衝撃が走りました。

今回野菜天もりにしましたが、お蕎麦はきちんと締められて、しっかりとコシがあります。
経営が鰹節問屋さんというだけあって、つゆも香り高く、そして野菜天も薄い衣でカリッと揚がってます。ちなみに野菜天は日替わりで3種類入り、この時は茄子、獅子唐、カボチャでした。
これが立ち食いでそばで食べられるとは。
普通のお蕎麦屋さんレベルというかそれ以上かも。
しかも、前述のように接客が優しい。なんとまぁ。

一方で、やわやわ茹で麺の古典的な立ち食いそばもまたロマンがあるのも確か。
立ち食いそばの世界、奥が深すぎる。
ただ、人気店はどこも接客がいいというのは共通してる気がします。
すごく優しくて癒されたり、威勢のよさに元気をもらったり、独特の味のある接客を楽しんだり。
それぞれのお店で方向性は違えど、気持ちのいい接客。
基本的には立ち食いそばに来るお客さんは働く人たちなので、そういう人たちの力になりたいというお店は、自ずとよい味、よい接客、よいお店になっていき、結局人気店になるのでしょう。
そして、そういうお店しか生き残っていけないシビアな業態なのだと実感。

今こうして、コロナ禍を経てなお食べられる立ち食いそばは、それぞれに十分な魅力があるのは当然の結果なのかもしれません。

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