この時は9月に入ってすぐ。
すこぉぉぉしだけ気温が下がる日もあるし、ひさびさに清澄白河あたりにでもチャリチャリ行くかーと、パン屋さんの場所など復習していたら、なんとこの日の夜がちょうど中村食糧の今月の予約開始だとわかりました。
これは運命✨と、はじめて予約してみました。

まだ予約制ではなかった頃、一度中村食糧へは行ったのですが、すごい行列で諦めて帰ったのですよね。
その後、完全予約制になり、いつ予約開始日なのかよくわからなくて、気づくと埋まっていたり、かなり遠い日程だったりで予約できずにいたのです。
自転車で行くので近い日程じゃないと天気が読めないので。

今回は予約開始時間に予約サイトに行けたので、天気予報と照らし合わせて早めの日程で予約できました。よし。
当日、初めてお店の中をみましたが、すごく狭いのね。
これは行列になりますね。
さらに大量買いのおばさまのグループなどもいらっしゃるし、会計に時間がかかることも多そう。

私は事前にインスタでラインナップを見て決めていて、みんなのパン、瑞々しい、全粒粉と山葡萄の3種類にしました。
パンを受け取ったらめちゃめちゃ重くて驚き。
全粒粉と山葡萄が、山葡萄みっしりぎっしりですごい重いのです。
中村食糧のパン、重い重いとは聞いてましたが確かに。

この全粒粉と山葡萄はそれだけだとデザートというくらい濃厚でずっしりした味わいでしたが、コンテと合わせたらちょうどいい感じでした。

みんなのパンは超高加水でやわらかいというか、べたべた系です。
パンナイフが大変なことに。
瑞々しい、の方が実際は水っぽくなくて、やわらかいパンという感じで意外でした。

べたべた系だとヒグパンもありますが、確かあちらはじゃがいもとか入ってるんですよね。
中村食糧のは本当に超高加水、という感じでした。

みんなのパンは、トースト推奨とのことだったので、翌日トーストしてみたら、確かに薄いクラストがパリッとして、クラムは瑞々しくやわらかいままでコントラストが面白かったです。
これが何かの味に似ていて、なんだか懐かしい感じと思ったら、手作り醤油だんごを炙ったみたいな味だと気づきました。
まわりが薄くカリッとして香ばしく、中がもっちりやわらかく甘みがある。
母がお団子を作ってくれて、それを焼いて食べた時の感じ、もしくは、ご高齢の店主さんがしっかり手作りしている素朴な焼き団子屋さん、みたいな。
私はこういうお団子が大好きでして、パン食べたらお団子食べたくなる、という不可思議な現象がおきました。