ハンバーグ的なものが食べたいけれど、合い挽き肉はもちろん、豚のみの挽肉もそこそこ高いので、豚ひき肉に鶏むね肉を自分で挽いたものを加えてかさまし。
でも、それでハンバーグにするとやや味気ないような気もするので、スパイスとパセリを足してドイツのミニハンバーグ、フリカデレにしました。
フリカデレはサイズも小さいので粗が目立たない感じもします。

分量かなり適当で作ったら、ちょっとやわらかくなりすぎたかも。
普段、卵やパン粉を入れないでミートボールや即席ソーセージを作っているので、その差で余計にやわらかく感じたというのもあったのかしら。
あと、スパイスが控えめすぎた。
混ぜ込んで、事前に味見もできない、こういう不可逆的な料理の味付けってほんと難しいです。
塩は計量スプーンを使っているので大まかには掴めているのですが、スパイスは適当すぎた。
やはり計量しないとだわね。

ご飯はオリーブとドライトマトを炊き込んだもち麦入りご飯です。
事前に炒めてから炊いているわけではないのでピラフではなく、どちらかといえば炊き込みご飯です。
こうすると和風で洋風なご飯になります。
で、パエリアのようなメインではないので、味付けはごく淡く、オリーブとドライトマトから味が出るので、塩をひとつまみ程度です。
最終的には、ご飯にオリーブとトマトの風味と香りを纏わせて、ほんのりとかすかな塩気という感じにうまくまとまったので満足。
自分の中のイメージを実際に料理に落とし込む作業は難しいけれど面白いです。